日曜日の午後、自主防災訓練がありました。
訓練は、大地震の発生を想定し、避難訓練をはじめ、消火器の取り扱い、起震車による揺れや煙道の通り抜け体験等です。
子供の手を引いたお母さんの姿も見られます。ここ東海地方ではいつ地震が来てもおかしくはありません。
訓練の中心は、地元の消防団です。
消防団は、地域の青年を中心に結成され、住民は、彼らから、初期消火の方法や消火栓の操作等を学びます。
若者の活動が、地域の生活に根付いています。
かって、日本の社会は、地域の青年集団(若者組)が警備や消防や祭礼等の仕事を担っていました。今、ここでは、この伝統が形を変え、生きています。
地震は本当に怖いけれども、日々の備えの必要と、同時に、ここには若く、力強い防人がいることに安心を得られました。