高温の窯の中だってきれいなんです。
それはもう本当に。
昨晩は東に南に花火の『音』が響いていた岐阜県本巣の安達健です。
窯焚き二日目。
ついに佳境となりまして、相棒は懸命に内から輝いています。
頼むよ相棒。
と、いうより手塩にかけて生み育てた我が子か。
かなり気分にムラのある子で、なかなかに手がかかるわけですが
それでも、否、だからこそかわいい。
無茶ばかりさせているけれど、許してくれ。
おかげでやきものが面白くて仕方ない。
そんなわけで、「秋の器展」まで残すは四日。
期間中、とりわけ前半はとてもとても暑くなりそうですが、それぞれがそれぞれの相棒とともに生みおとした熱々の器たちを、
どうぞよろしくお願いします。